ある時、知人(男性)から聞かれました。
愛って何?と。
私はとっさに答えることができませんでした。
きっとこの質問の答えは人によって捉え方も表現方法も違うのでしょう。
イメージしてみます。
丸い白い光があって、その中に自分もいる。
この光が愛ってやつで、自分は元々そこにいて光と一体化してる。
近すぎて一体化しすぎて、自分ってなんなのか、愛ってなんのかよくわからない。
元々、初めからそうであると、『そうじゃないもの(愛じゃないもの)』がないと
『そうであるもの(愛)』の認識も難しい。
そこで他人や自分の見ている世界の出番です。
人や出来事を通じて、自分の中にある愛に気づくかもしれないし、
愛ってなんぞや?これがそうか?みたいに気づいたり
失って初めて愛ってものに気づくかもしれない。
でも願わくば、今手にしている元々ある、その愛に気づけたら一番いいかなとも
思うわけです。
そして私はアルバム『MIRROR』の7曲目に収録された
『愛はどこだ』という曲を作りました。
きっかけをくれたのが男性だから、この曲の主人公は男性にしました。
そして私はこの曲中の『彼』が気づくかもしれない、
もうすでに手にしているものに
願いをかけてみました。
歌詞の最後に彼はこう思います。
答えは目の前にあった
それはなんだ
これが愛か?
もしかしたら、彼が気づく瞬間がすぐそばまで訪れているかもしれない。
愛はどこだ
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